2015年1月22日木曜日

ゲーム・ウオッチ知ってる?

任天堂初の、そして世界初の携帯型ゲーム機である。ゲームの内容(ゲームソフト)自体は本体に内蔵のROMに書き込まれており、その後のゲーム機のようにロムカセット(カートリッジ)等で異なるゲームを実行することはできない。

タイトルの多くは、難易度が低めのGAME Aと、高めのGAME Bとがあり、どちらで遊ぶかを選択できる(一部例外あり)。この選択方法はファミリーコンピュータの初期タイトルにも使用されている。ゲームをしない間は時計として使え、これが商品名「ゲーム&ウオッチ」の由来である。後に、アラーム機能も付くようになった。

第1作は「ボール」(1980年4月28日発売)。タイトルにはスヌーピー、ミッキーマウス、ポパイなど他社の人気キャラクターを採用したものもあった。1ハード1ソフトで誰でも手元で遊べる単純さや手軽さが受けて社会現象にもなり、日本での売り上げ総数は1287万個[要出典]を記録している。

1983年にファミリーコンピュータが発売された事を境にブームは移行し「ブラックジャック」(1985年2月発売)で日本での発売は終了。しかしその後も日本国外向けに開発は進められ「マリオジャグラー」(1991年10月発売)まで続いた。またアーケードゲームやファミリーコンピュータの移植版も開発された。1990年代に入ってから、日本国外のみ発売を含むタイトルが逆輸入版として日本で発売されたことがあり、一部の量販店などで輸入トイのような扱いで売られた例もあった。元々ゲーム機は英語表記のため、日本版と逆輸入版との違いは外箱と説明書が英語表記か日本語表記かの違いのみでゲーム機に大きな違いは無い。